今日は11月27日、何の日かお分かりでしょうか?
そう、セガ最後のゲーム機、ドリームキャストが発売日された日ですね。
うん、これしかない、うん!
ドリームキャストってなんぞや!?
画像引用元:http://gigazine.net/news/20071207_dreamcast2/
「ドゥリームキャアスト!」
さて、ドリームキャストって知らんわ、という世代がもう既に社会に出ている時代ではあり、大変遺憾ではありますがドリームキャスト(以下DC)とは何かのご説明をさせて頂けますでしょうか。
発売当時の状況
ドリームキャストっていうのは1998年の11月27日にセガが発売したSEGA SATURNの次のゲーム機の名称です。
セガが1994年に発売していたセガ・サターンは当時では初代PlayStatinと人気を二分しているハードでした。
当時の感覚ではPlayStationとセガ・サターンが同じ位の比率でありつつ、子どもたちはニンテンドー64に明け暮れているという印象でしょうか。
FF7の発売で一気に流れが変わる
画像引用元:http://atkinsonart.weebly.com/assignment-1–2.html
大体同じくらいの人気のハードだったと思うんですが、FF7がプレステで発売と発表されると同時にみんなプレステを買いだしたと思います。
当時のFFとかドラクエの人気っていうか普及率みたいなものって今とは比較にならない位すごかったです。今の30台前後の男性だと多分FFをプレイしたことない人を探す方が難しいんじゃないのかな?
僕の母親はFF7発売と聞いてプレステを買ってきました。
FINAL FANTASY VII | The Famous Opening | HD
今はもう古いので見た目イマイチに見えるかもですが、当時は何もかもが新しく、斬新で、面白かったゲームです。
話から若干脱線しますがFF7のリメイク決定しましたね。楽しみです。
打倒プレステ、セガの期待を一身に背負った次世代機
そんなわけで決定的に負けたセガがプレステを打倒すべく社運をかけて開発・発売したのがドリームキャストなワケです。
当時はソニー、セガ、任天堂各社がプレステ、サターン、64に次ぐ「次世代機」を開発している状況で他の2社に先んじて発売したハードです。
- セガ:セガ・サターン→ドリームキャスト(発売:1998年11月27日)
- 任天堂:ニンテンドー64→ゲームキューブ(発売:2001年11月18日)
- SONY:PlayStation→PlayStation2(発売:2000年3月4日)
セガの敗北
ただ、当時としてはプレステ自体にも魅力的なソフトが沢山あり、ドラクエもプレステで発売されることが発表済、という状況で普通にゲームする人たちはあまり買わなかった印象です。
そして発売初期のソフト不足、プレステ2の発表等の煽りを受け、2年早くしたアドバンテージを活かせず普及台数が伸び悩んだ結果、2001年1月31日にセガはゲーム機本体事業から撤退を発表しました。
ドリームキャストで発売されたソフト
ある種セガらしいアクの強さはあるものの、未だに語り継がれているような面白いソフトがあったんですけどね。
何も調べずパッと思いつくものでも、
- バーチャファイター
- セガラリー
- ソニックアドベンチャー
- サクラ大戦
- シーマン
- クレイジータクシー
なんてものがあります。
シーマンはビジュアル的にインパクト大きすぎるので知ってる人も多いかな、と思います。
画像引用元:http://ceron.jp/url/matome.naver.jp/odai/2129076563577944201
久しぶりに見ましたがこのインパクトは未だに凄いですね。当時CMがよく放映されていましたけど苦情とかが来かねないレベルです。
この顔で、
「人は卑屈な姿には魅かれない。
自信をもっている姿に魅かれるものだ。
それがオーラってやつさ。」
とか言いますからね。忘れたくても忘れらんないです。
ボキャブラ的に言うとインパク知でしょうか。バカ渋説もあります、僕の中で。
湯川専務のCMについて
当時PlayStationに負けている状況を自虐した湯川専務のCMは、記憶には鮮烈に残っています。
画像引用元:http://twicolle.jp/user/ZUPPI1113/bab0128c53d2ff0e7b25
プロモーション的には大成功だったと思うんですがそれ以外の要因で大きく負けた感じです。
仕掛けたのはAKBのプロデューサーで有名な秋元康だそうです。やっぱり刺さるもの作るのがうまいんですね。